観戦レポ

16時半 退社
 ラブラビットは早退の呪文を唱えた。


 所用につき、今日はこれで帰らせていただきます」


 この呪文がよく効くうちは、この会社は辞められません(爆)
 香港で知り合ったピュアな少年ことI君が早く行けると言うので、グッズの購入はI君に頼んで今日は出勤する事にしたというのに、どうやら到着のタイミングは同じくらいになりそう・・・。そんなら仕事休んでグッズ買いに並んだっちゅうの。
 ・・・すでにここまででダメな大人っぷり全開の言動連発ですが、今日だけは許してやってください。「今日だけは」は、あと何回あるのかというツッコミ、ありがとうございます(爆)

 歌舞伎町の信号でバッタリI君と会う。今日は連番ではないのですが。
 コマ劇場に着くと、長蛇の列が見えます。グッズにこんなに並んでいるのかと思ったら、当日券を求める列でした。当日券でも結構良席が貰えるようですね。
 入場するも、グッズ売り場がわかりません。とりあえず、正面のみやげ物?のカウンターでパンフレットを売ってると言うので購入。
 オタ用のグッズ売り場は2階ということなので2階に上がると、大勢のオタでごった返していました。この時点で、開演まであと20分。買えるのか?
 開演が近づくにつれ、購入を断念するオタが多いのか急に流れが良くなり、何とか日替わり高橋2L写真、DVDマガジン、高橋5枚セット写真、道重5枚セット写真を買う事が出来ました。他の嵩張るものは後日ということで。開演まであと4分。早く席に行かねば・・・。
 席に座るとすぐに暗転。待ちに待った初回で、頭削れるとか最悪の事態は免れました。
 本日のお席は2列の右端。端から見ると、かなり急カーブな半円舞台が客席に迫り出して見えます。果たしてステージ上の見え方はどんなもんでしょうか・・・?

 まず、娘。たちから最後まで立つな等のアナウンスがあります。守られるのか?


18時 開演
 幕が上がると、娘。と石川さんがバタバタと出てきます。


 いきなりさゆ真正面キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


 やべぇ。これほど至近距離の生さゆは久し振りだ・・・。いきなりさゆ不足解消か?w
 いやぁ、マジカワイイって言うか、美しいよ・・・。少し緊張してるみたいだけど、満点美少女ですよ。オレって、こんなにキレイな子のオタだったんだ(爆)
 最初は全員で主題歌?の「Mystery of Life」を歌うのですが、さゆの位置はほぼ固定。何?何?いきなりベスポジ?
 歌が終わると、天上界で娘。たちが再会?するという設定のシーンです。再会はしたけど、まだ魂は与えられてなくて、生まれる前の段階というわかりづらい設定です。あ、ちなみに愛ちゃんはまだ出てきてません。
 さて、さゆの最初のセリフですが

 从*・ 。.・)<うさちゃんピース!

 ・・・考えてみれば、呼称を叫びながらのうさちゃんピースって久々?w
 さらに考えてみれば、さゆを知らない人が見に来てたら、何の事かさっぱりわからないだろうな^^;
 話は、よっすぃ〜が神様から魂を盗んできて、それが男の魂か女の魂かわからないので、誰かに飲ませてみようということになり、遅れてきた愛ちゃんがそれを飲んでしまう。
 すると、魂を盗まれた神様が激怒して登場し、愛ちゃんは神様から女の魂を貰ったばかりだったのに、さらに男の魂を飲んでしまったということがわかる。
 神様は、愛ちゃん(サファイア)が女として幸せをつかむまで、全員に罰を与えるべく地上へ落としてしまいます。つまりは赤ちゃんとして生まれていくことになるので、全員がガラガラ?を手に、おしゃぶりを口にして舞台裏に消えていきます。


 目の前に大きな赤ちゃんがいますが何か?


 さゆオタは必見です(爆)
 それにしても、神様の箙さんの声量はハンパないですね。格が違い過ぎます。さすがはホンモノって感じです。

 さて、これから本編の始まりとなります。本編は、まずサファイア(高橋)と王妃(マルシア)のシーンから始まるのですが、女の子モードのサファイアと男の子モードのサファイアでは、当たり前ですが口調が変わりますw
 すなわち、この男役と女役の両立が愛ちゃんの演技力に注目していくことになります。

 次に、ナイロン(小川)と大臣(吉澤)が登場します。花道から登場する人は、だいたい自分の横で一時停止するので下から見上げる形になりますが、よっすぃ〜、超イケメンですね(爆)
 オウムを使って、サファイアたちの会話の内容を探ろうとしているところへ大臣の息子(久住)が登場します。
 小春は息子=子供キャラが見事にはまってる感じでしたね。この3人のシーンは笑うところが随所に出てきますねw
 この後で、淑女さんたちの登場ですが、また私の横の花道からずらずらと登場します。


 思いっきりニオイ嗅いどきました(爆)


 さゆは、何て言うかまさに淑女って感じですよ。肩出しドレスが似合い過ぎ。白い肩が素敵過ぎ。
 サファイアも淑女たちのように着飾りたいと涙します。
 
 続いて、フランツ王子(石川)が淑女たちと登場します。
 淑女たちはフランツと踊ろうとして襲い掛かります(爆)が、フランツは何とか逃げ遂せます。

 ( ^▽^)<助けて・・・食われる・・・

 オレは食われたい(氏)
 ここで、亜麻色のカツラを被ったサファイアとフランツが初対面。踊ることに。
 しかし、その事が追いかけてきた淑女たちにバレて、淑女たちはハンカチを噛んで悔しがりながら上手(私の席の方)へはけるのですが、その時にハプニングが。
 淑女の衣装はスカートがモサモサしてるのですが、このはける時にさゆが歩きづらそうにしてるなーと思って見てたら、


 オレの目の前でコケた━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


 おいおい、さゆ主演ミュージカルにする気かよ(爆)
 今日は、さゆのそういう部分を期待する日ではなくて、愛ちゃんの素晴らしい演技と歌声を見に来たんだと思っていたのに、頼まなくてもオレへのアピールを怠らないさゆ・・・


 何て焼きもちファンタジスタ?(爆)


 大丈夫。ちゃんとさゆの事も見てるからw
 って言うか、


 愛ちゃんがあんまり見えないヽ( ´∇`)ノ


 ステージが迫り出してる分、私の席からだと出演者たちを真横から見る感覚なんですね。だから、真ん中辺りで演技することの多いサファイアは、淑女たちに囲まれて見えないとか、見えても横顔とかなんですよね^^;
 と言うことで、愛ちゃんの演技は耳から得る情報を中心にして、基本的にはさゆサイドであることを楽しもうというスタンスに移行w

 さて、本題に戻りましょう。ここで、フランツの独唱があるのですが、いつもなら石川さんの生歌なんて言ったら、何て言うか申し訳ない気持ちで一杯になりながら聞かなくてはならなりませんでした。
 でも、今回の石川さんは、一応男役ですから低い声で歌うわけですが、あの石川さんが低い声で、しかもオケに負けないくらいのいっちょまえの声量で歌うんですよ?


 正直ビビった


 石川さんに軽く圧倒されてます。これも宝塚マジック?いや〜元梨華オタとしては感慨深いものがありましたねぇ。

 場面は変わって、大臣とナイロンがどうやって息子を王にしようかと画策しています。そして、大臣は剣の試合にサファイアを出して、相手の剣先に毒を塗っておくことにします。
 そして、剣の試合は始まります。サファイアVSフランツ以外にも出場者がいて、そいつらは何か天井から吊るされたゴム?で無駄なアクションをしてくれるのですが、こいつらの出演シーン不要です。ストーリーの進行に影響ないし、それだったらもっと出番を与えるべき人がいるでしょうに。まあ、我々は後ろでキャアキャア言ってる淑女たちを眺めてればいいわけですが(爆)
 まあそれは置いといて、いよいよサファイアVSフランツの試合が始まります。大臣としては、ここでサファイアがちょっとでも傷を負ってくれればよかったわけですが、目論見に反して、試合でフランツの剣が飛ばされ、その剣が王(箙)の頬をかすめてしまい、王が死んでしまいます。
 しかし、ただでは転ばない大臣は、フランツを王殺害の犯人として投獄してしまいます。
 ここで、大臣の歌があるのですが、いや〜ツラそうですね。高いし、音程外れそうだし・・・。頑張ってくださいねw

 サファイアは投獄されたフランツを逃がそうとしますが、情けをかけられるのを拒み、死刑を覚悟します。で、ここで思い出すのは、一目惚れした亜麻色の髪の乙女。再び石川さん独唱なのですが


 牢獄のセットが死角になって見えないとかヽ( ´∇`)ノ


 最近、死角に悩まされる頻度が高いような^^;
 舞台のかなり前まで出てくれれば見えるんですけど、ちゃんと客席からの見え方をチェックしてるのかよと。
 フランツの歌が終わると、その亜麻色の髪の乙女が現れてフランツを逃がします。女に情けを掛けられると受け入れるとは、王子が聞いて呆れます(爆)
 フランツが行ってしまうと、今度は愛ちゃんの独唱になります。石川さんの曲の愛ちゃん版なのですが、


 何?このリラクゼーションボイス


 いくら石川さんの歌が意外に良かったと言っても、そこはやっぱり石川さんの歌なので、どうしても聞く時に肩に力が入ってしまうのですが、愛ちゃんの歌は、まるで風渡る草原で青空を眺めながら聞いているかのような爽快感w
 惜しむらくは、やっぱり歌ってる時の表情がわかりづらいってこと。モニター無ぇのかよと、いつものクセで思ってしまいますw

 場面は変わり、大臣が凹んでいます。このままではサファイアが王になってしまうからです。そこへようやくの出番、魔女ヘケート(藤本)が登場します。ヘケートは王妃に飲ますための自白剤?を大臣に渡します。何を自白させるかと言えば、王族のトップシークレット、サファイア王子は女であると言うことですね。
 ここでの大臣とヘケートの歌は聞き応えありますよ。

 一方、王が死んだ真実を知っているナイロンの前にリボンの騎士(高橋)が現れて、事の真相を白状させるべく襲い掛かるのですが、その光景を見たら


 演技とは言え、マジで同期を殺しそうな勢いだなオイ


 と、一瞬素になってしまいました^^;
 だって、愛ちゃんはすっかり役の人なのに、まこっちゃんはまこっちゃんなんですもんw
 男役モードの愛ちゃんは、セリフの時にだいぶがなり声をあげたりするので、迫力ありますよ。
 結局ナイロンは、大臣が毒を仕込んだことを白状して逃亡します。そして、また愛ちゃんの独唱なのですが


 これだよ、これ


 素晴らしいなんて言葉で片付けてよいのでしょうか?とにかく、頭のてっぺんから鳥肌が立つのがわかります。
 ただ、愛ちゃんも役に入り込み過ぎて感極まってしまったらしく、発声のコントロールに苦労してたみたいですが、


 またそれがいいジャマイカ


 プロとしてまだ甘いというご指摘を受けそうですが、そうやって感情が溢れ出てしまうのが愛ちゃんらしくていいじゃないですか。

 場面は変わり、新しい王サファイアに乾杯〜♪のシーンになりますが、もちろん、王妃の飲み物には自白剤が入っているので、みんなのいる前でサファイアが女であることをバラしてしまします。ここのマルシアさん怖ぇ^^;
 と言うことで?、サファイアと王妃は投獄されてしまいます。

 ここで休憩25分

 牢獄のシーンから第二幕。大臣は、牢番のピエール(三好)に二人を毒殺するように命令をしており、ピエールは毒入りの食事を二人に出します。しかし、二人を殺す事にためらいを感じたピエールは、結局二人を逃がしてしまいます。この国の牢屋意味ねー(爆)

 自国のゴールドランドへ逃げおおせたフランツは、サファイアのいるシルバーランドへ攻め込むべく兵を集めて決起します。そこへ騎士トルテュ(亀井)とヌーヴォー(新垣)が兵を引き連れ参戦するのですが、二人のソロパートもビックリするくらい声が出てましたね。特に、絵里なんて、あの幸薄い人ですよ?(爆)
 また、意外性という意味でインパクトのある二人でした。

 シルバーランドの宮殿では、大臣の息子の嫁を、自らの発案でスカウトを使って探すことになります。ここで、スカウトの2人、リュー(道重)とリジィエ(田中)が登場。
 さゆはまた私の居る上手の花道を走って登場するのですが、その走ってきた風を感じるほどの近距離ですw
 がっつけないのが残念ですが、顔見たり、脚見たり、こんなにマジマジと眺めると言うか、鑑賞させてもらっちゃうと、本日の主旨を忘れそうになりますw。
 そして、さゆれなの歌。さゆは意外じゃないですが、れいなは他のメンバーと比べて声量的に引けをとってるように思えて意外でした。さゆの声は、一応ユニゾンでも負けないくらいにはなりましたねw
 さて、このスカウトのシーンで客席のあおりがあるのですが、自分にスポットライトが当たることは無く・・・w

 場面は変わって、脱獄したサファイアと王妃。セットからすると寒いところなのか、王妃がすでに瀕死です。
 王妃を何とか助けたいと思うサファイアの前に再びヘケート登場。王妃を助ける交換条件として、女の魂を要求します。
 この部分がドS美貴様になってて、ちょっと笑いそうになりますw
 結局サファイアは了承し、ヘケートはサファイアの背中に短剣を突き刺します。これで女モードサファイア死亡。

 やがて、サファイアは目を覚ましますが、オパーイを触って男になったことを確認。そこへ、スカウトの声が聞こえてくるので、女に変装して大臣に会いに行こうと考えます。サファイアは、とりあえず女の服を買いにその場を去ります。
 そこへ、スカウトの二人が登場し、倒れている王妃を発見します。指でつんつん突付いたり、顔を見て「年が・・・」と言ったり、ここは笑ってしまっていいところですw
 そこへ今度は、村娘に変装したサファイア登場。でも男になっているで、セリフはカマっぽい感じで言ってるのがまた笑うところw。
 なんだかんだで城へ行くことに。連れて行く時の掛け声が

 从*・ 。.・)从 ´ ヮ`)<わ〜〜〜〜い♪

 ・・・普通にさゆれなです。ハロモニかと思いました(爆)

 場面は宮殿に変わります。ゴールドランドが攻め込んできていると報告しているのに、これから息子の結婚式をするという大臣にナイロンは呆れます。
 そこへ、村娘サファイアを連れてスカウトの二人が帰ってきます。もちろん掛け声は

 从*・ 。.・)从 ´ ヮ`)<わ〜〜〜〜い♪

 ホントにスミマセン^^;
 サファイアは大臣の前で正体を明かし、大臣を殺ろうとしますが、大臣の息子に突き飛ばされ、大臣を殺りそこねてしまいます。
 そこへ、城へ攻め込んできたフランツらが登場。サファイアは服の隙間からオパーイを見せて男である事=まだ自分がシルバーランドの王である事をフランツに確認させ、二人は決闘する事に。
 勝負は互角に思われましたが、サファイアは自らフランツの剣に飛び込み瀕死になってしまいます。ここで、箙さんをのぞく全員が登場。
 サファイアは、こうなる事で、ようやく秘密にしてきた事、フランツへの想いなどを告白できたので、とても幸せ・・・と息も絶え絶えな歌い方で熱唱します。


 ここは間違いなく泣くところだろ


 ストーリーとして、愛ちゃんの演技の素晴らしさとして、そして推しメンが死んじゃうと言う3重の涙が押し寄せます^^;
 サファイアの自害により、ヘケートは愛されるより愛することが本当の愛だと気づきます。ここでのヘケートwithコーラスの歌も感動します。
 ヘケートが、サファイアへの敗北感もしくは虚無感からか、先ほど奪ったサファイアの女の魂を返します。すると、サファイアの傷は塞がり、生き返ります。
 ここで、神様が登場して、改心した?ヘケートにも魂をあげることに。
 晴れて女になったサファイアは、今後命ある限り女である事を誓い、フランツの求婚を受けてハッピーエンドとなります。

 場面は変わり、神様の独唱。また、魂が生まれ変わると言う場面になります。オープニングはこの場面に繋がってるわけですね。
 神様が魂たちに、今度は何になりたい?と聞くとモーニング娘。になりたい!ということになり、娘。たちが登場して

 LOVEマシーン
 Ambitious!野心的でいいじゃん
 私がついてる。


 を歌います。
 と言っても、いつものミュージカルで言うところのミニライブでは無く、あくまでもまだ魂の物語の一部という扱いです。
 ですので、娘。たちは歌うには歌いますが、宝塚の羽扇をヒラヒラさせる程度で、ほとんど踊りません。
 ですから、ここはいきり立ってオイオイ始めるのではなく、着席して見ましょう。空気を読んでねw
 自分の正面には、今度は絵里が来ました。衣装は、製作発表の時に着てた燕尾服っぽいヘソ出し衣装です。
 まあ、絵里の場合はヘソよりもお腹のお肉のプルプル具合が気になりましたがw

 続いて、美勇伝が椅子を持って登場し、紫陽花〜を歌います。椅子は座ったり、脚開いたり、妙にエロいので客席が沸きますw


 ここだけ美勇伝説だよ(;´Д`)ハァハァ


 最後はMystery of Lifeを歌いながら出演者紹介をして幕となります。
 初回と言うことで、再び幕が開き、吉澤、高橋、石川が挨拶をします。
 いつもの愛ちゃんと、熱演したサファイアとのギャップが笑えますねw
 石川さんは

 ( ^▽^)<何回でも足を運んでください

 と、明らかにオタ向けのメッセージを残してくれました。って言うか、必死ですねw

 以上ですべて終了となりますが、出演者別に改めて感想を。


吉澤 7点
 男役が合ってると思いましたね。立ち振る舞いとかカッコ良かったです。声量もなかなかなもので、存在感がありました。ヘケートとの歌の絡みは見ごたえありました。


高橋 9点
 演技で苦労しただろう点も十分伝わってきましたし、感情を込めるという意味では他のメンバーとは別格過ぎで、完全に高橋愛ではなくサファイアにしか見えないくらいになってました。感動させる演技ができるのはこの人だけです。
 歌も相変わらず透き通って聞き心地の良い声でしたが、如何せん期待度を高く設定し過ぎたためと、そもそものレベルの高さから、インパクトと言う点では少々劣りましたかね。良くも悪くも期待通りだったと言うか^^;
 最後の舞台挨拶はいつもの愛ちゃんだったので、そのギャップに笑いました。囚人服?の時、いくら囚人とは言え華が無さ過ぎるのでどうにかしてください。尻のラインで、あぁ、これは愛ちゃんなんだな・・・と確認できましたが。
 とりあえず、次はもっと正面で演技を見たいです。


小川 3点
 出番はそこそこあるんですが、これといって特筆するところが無いかなぁ・・・。悪かったというわけでもないのですが、この役になりきれてたのかな?って感じ。


新垣 3点
 淑女ではリーダー的な存在なのかな?淑女は全員これといった見せ場がないからなぁ・・・。騎士役で出る時のソロパートは結構な声量ですよ。まあ、上手いって言うよりは声はしっかり出てますって感じですがw


藤本 9点
 何か知らんけど、出てきただけでゾワゾワしました。持ち味である、低音の効いた力強い歌声は圧倒されます。
 歌だけでも十分に存在感があるのに、演技や雰囲気も魔女らしい“重々しいオーラ”と言ったらいいのか、そういう物を感じて、軽く興奮しました。まあ、演技というより、素でやってるでしょ?って感じでしたがw
 王妃が瀕死のシーンでの、サファイアを引き摺り回す演技やセリフの言い回しは、ドSの美貴様全開キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━ !!!!みたいに見えてしまって、思わず苦笑。


亀井 4点
 淑女では印象薄いです。今のさゅぇり?ニヤニヤ・・・みたいな程度。騎士役でのソロパートは、まさか絵里がこんなに声張れるなんて思ってなかったので、軽くショック。本業でもそれくらい声出せばいいのに^^:


道重 2点
 淑女役では、淑女というより、そのまんま道重さゆみだったと思います。べっぴんです。
 スカウト役でのキャラ設定は、れいなよりもさゆに合わせたのかな?カワイイキャラです。スカウトのシーンだけ宝塚じゃなくて、ハロモニかコンサの寸劇になりますがw
 まあ、れいなとユニゾンしても負けないようになったということだけが成長と言いますか^^;


田中 1点
 顔の雰囲気が派手だから、淑女と言うイメージでは・・・。
 スカウトはさゆキャラに付き合わされた印象もありますね。れいなの歌は、娘。では通用しても、舞台向きではなかったと言う事なんでしょうかね。
 淑女役で声量のあった二人が騎士役になって、今一歩だった二人がスカウト役になったって事なんでしょうね。早い話が、一番どうでもいい役にされてしまった印象です^^;


久住 3点
 テンションの高さ、そして若さから来るはつらつさがとても役にマッチしていたと思います。お客に小さい子が来てたら、一番ウケるキャラでしょう。
 歌はまだまだですが、表情とかセリフとか、結構イイものが出せてると思いました。って言うか、見る度にどんどん雰囲気が変わる子ですね^^;


石川 10点
 あの石川梨華が、王子という役をここまでこなせるなんて、ホンキでショックを受けています(爆)
 カッコイイです。石川梨華じゃなくて、フランツになりきってます。歌も、梨華オタ時代に味わった、あのイヤーな汗をかきながら聞くことになるんだろうな・・・と思っていましたが、あの石川梨華が男役らしい野太い声を頑張って出してるんですよ。高音も通るし、マジでやられたーって感じ。
 そういう意味では、フランツ主役のミュージカルに思えてしまったのがまたショック。悪い意味じゃないんですが、何て事してくれたんだって感じ(爆)
 宝塚の雰囲気が結構合ってるんじゃないですかね。


三好 2点
 ピエールがサファイアと王妃を逃がすシーンはなかなか良かったと思いますが、見せ場はそれだけかな。


岡田 1点
 う〜ん、弱いですねぇ・・・。


マルシア
 声が高くて安定してる人ですね。演技は、魔女の薬を飲まされて発狂するシーンは鬼気迫るものがありましたね。大人です。



 出番もあまり多くないですし、演技と言うより歌ってる時間が圧倒的に長かったんじゃないですかね。歌や発声は次元が違いますね。直接腹に届く感じ。全方位に響き渡る感じで。


剣の試合の出場者
 イラネと思いました。こいつらの部分カットして、他を膨らませて欲しかった。



総評
 ハロプロだって、やれば出来るんじゃん!・・・この一言に尽きると思いますw
 配役的に、上手そうな人ばかり良い役についてしまい、結局他はその他大勢になってしまいました。確かに全員に見せ場を作ってくれたようでしたが、それは、何となく仕方なくあてがわれた見せ場という感じがしましたね。
 だからこそ、今までのイメージで上手そうでもなかった石川さんの奮闘ぶりが、やたらと目に付くわけです。振り幅は大きい方がいいわけですw

 ストーリーですが、これ、リボンの騎士が登場するシーンが1箇所しかないんですよね。もっと出しても良かったのでは?
 それから、感動的ではあったのですが、サファイア死亡→蘇生の流れが、多少あっさりだったんじゃないかと。主人公が死んじゃうわけですよ?しかも切ない死に方ですよ?まあ、ヘケートの心の描写が歌われたとは言え、それだけで簡単に蘇生って事で良かったんですかね?もっと膨らませても良かった気がします。まあ、満遍なく出番を与えるために、木村さんが苦慮した結果なんでしょうけど^^;
 ま、何はともあれ、行って損は無いので、1度は行ってみて下さい。

                                                                     以上







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